おすすめの手ぬぐいの使い方

古くは、神事の際の装身具として用いられていた手ぬぐい。綿花栽培が盛んになった江戸時代には庶民も手ぬぐいを使うようになり、手や体を拭いたり、頭に被って日除け・ホコリ除けにしたり、包帯や草履の前坪の修理に使ったりと、さまざまな用途で使用されていました。

速乾性に優れた手ぬぐいは、銭湯でも使用されたといいます。今日でも、肌に優しい手ぬぐいは、洗顔や体を洗うのにオススメ。繊維が細かく汚れが良く落ち、摩擦が起きにくい手ぬぐいは、お肌をツルツルにしてくれます。また、軽くてかさばらないため、ハンカチやミニタオルの代わりにカバンに忍ばせておくと便利です。丈夫な生地ではあるものの、裂きやすい生地なので、緊急時の手当てにも大活躍。一般的なフェイスタオルよりも大きめなので、物を包んだり、頭や首に巻いたりでき、防災グッズとしても役立ちます。

色彩豊かな手ぬぐいは、部屋に飾ったり、テーブルリネンにしたり、インテリアとしても使えます。洗濯しやすく、通気性に優れた手ぬぐいは、ストールとしても使用可能。

おしゃれな手ぬぐいで首回りを飾れば、コーディネートのアクセントになるのはもちろん、首回りの防寒・日除け対策にもなるでしょう。